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投稿記事

雑談でも相談でもない新しい対話の形

2025-10-01
~組織を動かす「壁打ち」とは?~
ビジネスシーンで「壁打ち」という言葉を耳にしたことはあると思いますが、
もともとテニスの練習から転じて生まれたこの言葉は、
いまビジネスの現場で注目される新しいコミュニケーションの形を表しています。
雑談のように気軽でありながら、相談ほど具体的・深刻でもない。
それでも確実に、組織を動かす力を秘めているのが「壁打ち」です。

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「壁打ち」とは何か?

壁打ちとは、他者との対話を通じて自分の考えを整理・深化させる方法です。
雑談は目的がなく、相談は解決策を求める明確な意図があります。
その中間にあるのが壁打ち。
考えがまだ曖昧な段階でも安心して話せることが特徴です。

心理的安全性が担保された状態での会話であり、この「曖昧さを許容する余白」こそ、
現代の組織に欠かせない要素だと言えます。
また、変化が激しく意思決定のスピードが求められる時代に
ふさわしいコミュニケーションスタイルとして改めて「壁打ち」が注目されています。

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壁打ちが組織に与える5つの効果

 1.アイデアが磨かれる
  思いつきを口に出すことで、他者の視点を得て自然にブラッシュアップされます。

 2.意思決定のスピードが上がる
  会議にかける前の段階で方向性を整理でき、時間とコストの節約につながります。

 3.環境変化への対応力が高まる
  「正解のない時代」において、仮説を対話の中で育てる姿勢が重要です。

 4.風通しの良い文化が生まれる
  課題を抱え込む時間が減り、組織全体のスピード感が向上します。

 5.問題を早期に発見できる
  小さな違和感も共有されやすくなり、大きなリスクを未然に防ぐことができます。

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成功する組織に共通するもの

イノベーションを生み出す企業に共通しているのは、
役職や部門を超えて気軽にアイデアをぶつけ合える「壁打ち文化」が根付いていることです。
長年続いているリクルートの新規事業制度「New RING」などでは、
日常的な壁打ちが新しい事業を次々と生み出す土壌となってきました。

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AIがもたらす「壁打ち革命」

ChatGPTの登場以降、AIを壁打ちの相手にする企業も増えています。

 ・24時間365日対応可能
 ・忖度のない客観的な視点
 ・コスト効率の高さ

こうした特性により、AIはビジネスにおける「もう一人の壁」として機能しています。

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導入のポイント

壁打ちを組織に根付かせるには、段階的なアプローチが有効です。

 1.個人での実践:まず経営層やマネージャーが活用し、その効果を実感する。
 2.チームでの活用:日常の会話やミーティングに取り入れる。
 3.全社展開:組織文化として定着させ、イノベーションの基盤にする。

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まとめ:壁打ちが組織を動かす

雑談でも相談でもない「壁打ち」という新しい対話の形は、
思考の整理と共有を促し、組織のスピードと創造性を高めます。
また、AIを活用することにより、より多くの人が気軽に「壁打ち」を
実践できる環境が整いつつあり、「壁打ち」を組織文化として定着しやすくなっています。
多くの企業が直面している「答えのない問い」に挑むためには、
壁打ちの文化が大きな武器になるでしょう。


フィープラーニングでは、壁打ちを活用したコミュニケーション研修や
AIを組み合わせた新しい学習プログラムをご用意しています。
ぜひ一度、私たちの研修をご体験ください。



<参考文献>

『すごい壁打ち』 石川明著(サンマーク出版 2025年3月13日刊)

『壁打ちは最強の思考術である』 伊藤羊一著(飛鳥新社  2025年7月15日刊)


フィープラーニングでは、「日々のニュースを受け流すのではなく、
“この先何が起こるか”を考え、ビジネスにつなげられる人の育成を支援しております。

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