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<<メタバース基礎講座 第2回 >>

2022-09-15
第2回では、「メタバースの類型」について、考えてみたいと思います。
Ⅰ.メタバースとリアルバース
Ⅱ.メタバース7つの類型
Ⅲ.メタバースの7つの類型の概要

■Ⅰ.メタバースとリアルバース
メタバースとリアルバースはどちらが優れているというものではなく、目的に応じて使い分けるべきもので、どちらかが過渡期的なものであるとか、どちらかが不完全なものであるというのではありません。メタバースとリアルバースは、それぞれの発展の志向性から使い分けます。
・メタバース⇒新たな世界の構築・創造することを志向
・リアルバース⇒実在する世界を拡張し、強化することを志向

今後10年程度の期間内では、多くの領域でリアルバース応用が先行すると思われます。理由としては、今後10年程度で私たちの生命活動をリアルから切り離すことは不可能であること、情報処理および情報通信リソースの制約から、メタバースに同時参加可能な人数や画像の解像度に制限があることなどがあります。

■Ⅱ.メタバース7つの応用型
上下軸をバーチャル空間の時間の取り扱い方の軸とし、上側は一定の速度で流れる固定的な時間を用いる空間、下側は可変時間もしくは時間の概念が含まれない空間を意味します。
また左右軸は、オブジェクトとアバターの精緻化、表現力に関する相対的な重視度に着目した軸とします。
メタバースは7つの応用型に分類することが出来ます
■Ⅲ.メタバースの7つの応用型の概要
メタバースの7つの概要について、以下にまとめてみました。
メタバースの7つの応用型の概要についてまとめています
第3回では、「メタバースの市場規模」「世界をどう変えるのか」「普及のための課題」について、考えてみたいと思います。不明点、ご指摘等有れば、是非お知らせ下さい。

出典:メタバース さよならアトムの時代 (集英社ノンフィクション) 株式会社 集英社. Kindle 版.